当院で使用している医療機器についてご説明いたします。
肌診断器 VISIA(ビジア)
VISIA(ビジア)は、最新のカメラ技術と分析技術を駆使して、肌のしみ・しわ・毛穴などを詳細に解析し、肌年齢を評価できる肌診断器です。
カラー写真とUV写真を用いて顔全体を撮影し、肌の状態を多角的に分析します。肉眼では見えないしみやしわも解析でき、さらに肌年齢も評価可能です。
VISIAの特徴と肌診断をするメリット
高精度な画像解析広範囲を照らす照明効果と3次元ポジションマッチング機能を備えているため、陰影による色調変化や撮影位置のズレによる解析誤差を防ぎ、肌の状態を正確に解析します。VISIAは豊富な解析データを蓄積しており、個々の解析結果と比較することで肌年齢を診断できます。これにより、患者さんは自分の肌状態を客観的に理解しやすくなります。
適切な治療計画VISIAを用いることで、お肌の状態を正確に把握し、より効果的な美容ケアと治療が可能になります。
ハイドラフェイシャル® Syndeo
HydraFacial®(ハイドラフェイシャル)の新機種であるSyndeoは、水流とスキンソリューション(薬剤)を使用し、お肌に負担をかけずに角質除去とディープクレンジングを行う先進的な美容施術です。痛みなく快適に行える美肌治療なので、美容皮膚科初心者の方にもおすすめです。肌の状態を改善し、健康で輝く肌を手に入れるために、ご案内させていただきます。
当院では、院長と看護師2人がHFX講習(ハイドラフェイシャルのトレーニング講習)を東京で受けていますので安心して当院のハイドラフェイシャル施術をご利用ください。
Syndeoの特徴とメリット
渦巻水流による徹底洗浄特許取得の「HydroPeel®チップ」と独自のバキューム技術「ヴォルテックスフュージョンテクノロジー」を組み合わせた渦巻水流が、肌表面や毛穴の奥の汚れを徹底的に除去します。また汚れを取り除きながら、美容成分を肌に導入することで、潤いと栄養を補給し、みずみずしい素肌を蘇らせます。
痛みのないピーリングと吸引
肌に優しいピーリングと吸引により、角質除去、毛穴ケア、美容液導入トリートメントが可能です。
保湿と栄養補給独自のスキンソリューションとチップを使用して、肌のくすみ・色素沈着・シミを取り除きながら、保湿成分と美容成分を肌に浸透させ、ふっくらとみずみずしい素肌を実現します。
ハイドラフェイシャルのリスク、副作用等
ハイドラフェイシャル® Syndeoは一般的に安全な施術ですが、いくつかの軽度なリスクや副作用がある可能性があります。
一般的な副作用- 軽度の発赤: 施術直後に一時的な赤みが生じることがあります。通常は数時間以内に治まります。
- 皮膚の引き締まり感: 施術後に皮膚がタイトに感じることがあります。これも一時的なものです。
- 軽度の腫れ: まれに軽い腫れが生じる可能性がありますが、すぐに解消されます。
まれな副作用- 乾燥: 施術後に肌が乾燥することがあります。適切な保湿で対処可能です。
- かゆみ: 使用する美容液に対するアレルギー反応として、まれにかゆみが生じることがあります。
- にきびの一時的な悪化: 施術後に一時的にニキビが増える可能性がありますが、これは毛穴の浄化過程の一部です。
注意点
- 日光過敏: 施術後は肌が日光に敏感になる可能性があるため、日焼け止めの使用が重要です。
- アレルギー反応: 非常にまれですが、使用する美容液に対してアレルギー反応を起こす可能性があります。
施術前に既往歴やアレルギーについて正確に伝えることで、これらのリスクを軽減させることができます。また、施術後は医師の指示に従い、適切なアフターケアを行うことが大切です。
ハイドラフェイシャル® Syndeoは多くの人にとって安全で効果的な施術ですが、個人の肌質や状態によって反応が異なる場合があります。気になる症状が長引く場合は、速やかに相談してください。
炭酸ガスレーザー Acupulse
炭酸ガスレーザーは、10,600nmの波長を持つレーザーで、水分に吸収されやすい性質があります。このため、皮膚組織の蒸散(蒸発)作用が強く、ホクロやイボ、盛り上がった病変の除去に適しています。異常な組織だけを蒸散しながら、周囲の正常な組織への影響を最小限に抑えることができます。
炭酸ガスレーザーは、以下の治療に適しています。
- ホクロ(色素性母斑):隆起したホクロを蒸散させ、滑らかな仕上がりになります。
- 脂漏性角化症(老人性イボ):加齢とともに増える茶色いイボの除去ができます。
- ウイルス性イボ:顔にできる扁平疣贅や手足にできる尋常性疣贅を除去します。
- 首イボ:首や前胸部、上背部にできた軟性線維腫(アクロコルドン、スキンタッグ)の治療に用います。
その他の皮膚腫瘍(脂腺増殖症、血管腫、静脈湖、汗管腫など)にも用いることができます。
炭酸ガスレーザーAcupulse(アキュパルス)で、ホクロやイボなどの良性皮膚腫瘍を取り除くことが出来ます。特に顔面では手術(皮膚皮下腫瘍摘出術)より傷あとを目立ちづらくすることが出来ます。にきび跡の改善や毛穴の引き締め、加齢による小じわの改善、傷跡の改善などにも使用することがあります。
炭酸ガスレーザー治療は、熟練した技術が必要ですが、自動照射機能(スキャニング)を備えたCO2炭酸ガスレーザーを使用することで、安全かつ効果的な施術が可能です。
Acupulse(アキュパルス)の特徴とメリット
高い反応性炭酸ガスレーザーは皮膚の水分に反応し、急速に温度を上昇させることで、瞬時に皮膚組織を焼き切ります。この特性により、ホクロやイボなどの増殖した組織を効果的に蒸散させることができます。
高性能スキャナーを搭載スキャナー機能により、狙った深さに均一かつ迅速にレーザーを照射することが可能です。これにより、正常な皮膚を残すことができるため、皮膚に与えるダメージや痛みを軽減することが可能です。手動では難しい精度での治療が実現します。
短時間での施術施術時間が短くなることで、皮膚へのダメージを最小限に抑えることができます。短時間で効果的に治療を行えるため、患者さんの負担も軽減されます。
炭酸ガスレーザーのリスク、副作用等
炭酸ガスレーザーは、10,600nmの波長を持つレーザーで、水分に吸収されやすい性質があります。このため、皮膚組織の蒸散(蒸発)作用が強く、ホクロやイボ、盛り上がった病変の除去に適しています。炭酸ガスレーザーは、異常な組織だけを蒸散しながら、周囲の正常な組織への影響を最小限に抑えることができます。治療後の出血がほとんどなく、傷の治癒も比較的早いです。
炭酸ガスレーザーは、以下の治療に適しています。
- ホクロ(色素性母斑):隆起したホクロを蒸散させ、滑らかな仕上がりになります。
- 脂漏性角化症(老人性イボ):加齢とともに増える茶色いイボの除去ができます。
- ウイルス性イボ:手足にできるウイルス性のイボを除去します。
- ニキビ跡の凹凸:肌の凹凸を滑らかに整えます。
- 眼瞼周囲の汗管腫や稗粒腫:皮膚にできた小さな隆起の治療に用います。
炭酸ガスレーザー治療には以下のようなリスクと副作用があります。
一般的な副作用- 赤み:施術直後から数日間続く可能性があります。
- 腫れ:軽度の腫れが生じる可能性があります。
- 痛み:施術中や直後に感じることがあります。
- かゆみ:軽度のかゆみを感じる場合があります。
- 乾燥:一時的に肌が乾燥しやすくなります。
- かさぶた形成:1〜2週間程度で自然に剥がれ落ちます。
まれに起こる副作用- 色素沈着:治療後に一時的に色素沈着が生じることがあります。
- 色素脱失:ごくまれに治療箇所の色が周囲より明るくなることがあります。
- 瘢痕形成:適切なケアを怠ると傷跡が残る可能性があります。
- 感染:適切なケアを行わないと感染のリスクが高まる可能性があります。
注意すべきリスク- 再発:特に深いほくろや大きな病変の場合、再発のリスクがあります。
- 凹み:治療部位が一時的に凹む可能性があります。
- 肝斑の悪化:肝斑がある場合、症状が悪化する可能性があります。
重要な注意点- 施術後は紫外線に敏感になるため、適切な日焼け対策が必要です。
- 個人の肌質や状態により、副作用の程度や回復期間に差があります。
- 深いほくろや大きな病変の場合、複数回の治療が必要になることがあります。
これらの副作用の多くは一時的なものですが、適切なアフターケアを行うことで、多くのリスクを軽減できます。気になる症状が続く場合は、速やかに医師に相談することが重要です。
レーザー治療 Discovery PICO
Discovery PICO(ディスカバリーピコ)は、イタリアのQuanta社製の先進的なピコレーザーです。このレーザーは従来のピコレーザーよりも4倍のパワーを持ち、532nm・694nm・1064nmの3つの波長を使用して、症状に応じた最適な治療を行います。
Discovery PICOの特徴とメリット
1台で様々なお悩みに有効従来のピコレーザーよりも強力な出力を持ち、3つの波長を組み合わせてシミ、肝斑、くすみ、色素沈着、ニキビ跡、毛穴など幅広い治療を受けることができます。より少ない回数で効果的かつ痛みの少ない治療を実現し、さまざまな肌トラブルを解決するための優れた医療機器です。
ピコ秒単位の照射で痛みを軽減
従来の「ナノ秒」よりもはるかに短い「ピコ秒」単位で照射するため、肌への影響を最小限に抑え、痛みも少なくなります。周囲の組織への熱影響が少なく、痛みも軽減されます。
少ない回数で効果的な施術短いパルス幅によりレーザーの出力を高めることで、従来のレーザーよりも効果的にターゲットを破壊します。そのため、治療回数を減らすことができます。
色素沈着などのトラブルを回避
熱ダメージが少ないため、炎症性色素沈着のリスクが従来の治療法に比べて低くなります。
ルビーレーザーも搭載
Discovery PICO(ディスカバリーピコ)はルビーレーザーも搭載しています。
ルビーレーザーは、694nmの波長を持つレーザーで、主にシミやアザなどの色素性病変の治療に使用されます。この波長はメラニン色素に吸収されやすいため、表皮から真皮層に存在するメラニンを効果的に破壊することができます。 ルビーレーザーは以下のような症状に効果があります。
- シミ(老人性色素斑):加齢によるメラニンの蓄積によるシミを除去します。
- そばかす(雀卵斑):遺伝的要因で生じる色素斑を薄くします。
- 太田母斑・異所性蒙古斑:真皮層に沈着した青みがかった色素を破壊します。
- 刺青(タトゥー)除去:黒や青の色素に反応し、除去が可能です。
ルビーレーザーは、ピンポイントで色素に反応するため、周囲の正常な皮膚へのダメージが少ないのが特長です。
ルビーレーザーのリスク、副作用等
ルビーレーザー治療には以下のようなリスクと副作用があります。
一般的な副作用- 赤み:施術直後から数日間続く可能性があります。
- ピリピリ感・灼熱感:施術中や直後に感じることがあります。
- 腫れ:軽度の腫れが生じる可能性があります。
- かゆみ:軽度のかゆみを感じる場合があります。
- 乾燥:一時的に肌が乾燥しやすくなります。
まれに起こる副作用- 色素沈着:治療後に一時的に色素沈着が生じることがあります。通常は1〜2ヶ月をピークに自然に改善されます。
- 色素脱失・白斑:ごくまれに治療箇所の色が周囲より明るくなることがあります。
- かさぶた形成:個人差により発生することがあります。
- 水疱:まれに水ぶくれができることがあります。
注意点- 施術後は紫外線に敏感になるため、適切な日焼け対策が必要です。
- かさぶたを無理に剥がすと炎症や色素沈着のリスクが高まります。
- 個人の肌質や状態により、副作用の程度や回復期間に差があります。
- 治療後1〜2週間は炎症を抑える軟膏やワセリンを塗布し、テープで保護する必要があります。
これらの副作用の多くは一時的なものですが、気になる症状が続く場合は医師に相談することが重要です。また、適切なアフターケアを行うことで、多くのリスクを軽減できます。
フォトフェイシャル®ステラM22
フォトフェイシャル®は、年齢を重ねるごとに気になる肌トラブル(シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・小じわ・毛穴の開き・張りなど)を改善する治療法です。フォトフェイシャル®の光エネルギーを、肌のトラブルの原因であるメラニン色素や毛細血管に当てることでダメージを与え、肌トラブルを解消します。
またこの光はトラブルのある肌部分にのみ反応し、健康な肌には影響を与えないため、素肌を傷つけることなく治療が行えます。さらに、フォトフェイシャル®の光はコラーゲンの生成を促進し、肌のキメや質感を整え、ハリのある美しい肌を保つ効果もあります。
ステラM22の特徴とメリット
ステラM22は、6種類の波長フィルターを搭載しており、それぞれが肌内部に異なる深さまで届きます。シミやそばかすの改善には表皮層に働きかける波長フィルターを使用し、肌のハリをもたらすには真皮層に働きかける波長フィルターを使用するなど、個々の肌の悩みに応じた治療が可能です。
均一照射でより安全に
ステラM22は、光エネルギーを均一に照射することで、ターゲットに対して効果的かつ安全な治療を実現します。この均一な照射により、治療の効果を高めつつ、安全性を確保しています。
痛みの軽減
ステラM22のヘッド先端部分はサファイアガラスで作られており、直接肌に接触させることで肌を冷却しながら照射を行います。この機能により、照射時の痛みがさらに軽減され、より快適な治療が可能です。
ケアシス
お肌に電気を流すことで細胞膜に電気的な「隙間」をあけ、有効成分をお肌の奥深く(真皮)まで浸透させる美顔施術をエレクトロポレーションといいます。
ケアシスの特徴・期待できる効果
このエレクトロポレーション技術に、45℃~-25℃までの温度調節をしながら導入できる技術を組み合わせたクライオエレクトロポレーションが「ケアシス」です。毛穴や汗腺以外の細胞間にも浸透していくため製剤浸透効果が高く、その成果はイオン導入の約20倍と言われています。
温めながら導入すると一時的に毛穴が広がり、美容有効成分がより浸透しやすくなります。一方、冷却しながら導入すると、血管が収縮し浸透した成分がお肌に長時間とどまります。シミやくすみ、キメ、小じわといったお肌の様々なお悩みを改善する効果が期待できます。また、冷却しながらの導入は、他の施術後の炎症の鎮静にも効果的です。お肌への負担が少ない施術ですので、美容施術初心者の方でも安心して体感いただける機械です。
ケアシスのリスク、副作用等
ケアシスの施術は比較的安全性が高いですが、いくつかのリスクや副作用が報告されています。主な注意点は以下の通りです。
一時的な皮膚反応- 赤み:施術直後に一時的な赤みが生じることがあります。通常は数時間で治まりますが、稀に数日間続く場合もあります。
- かゆみ・ひりつき:薬剤が体質に合わない場合、かゆみやひりつき感を感じる可能性があります。
- 乾燥:施術後に肌が乾燥することがあります。
アレルギー反応体質によっては、使用する薬剤にアレルギー反応を起こす可能性があります。
その他の注意点
- 痛み:ほとんどの場合痛みはありませんが、部位によっては軽い痛みや違和感を覚えることがあります。
- 炎症後色素沈着:非常にまれですが、炎症後に色素沈着が生じる可能性があります。
- かぶれ:まれに皮膚にかぶれ症状が出ることがあります。
施術を受けられない方以下の方は安全性の観点から施術を受けることができません。
- 妊娠中または授乳中の方
- 現在皮膚にトラブルがある方
- ペースメーカーや金属製プレートを使用している方
- 免疫系疾患やてんかんがある方
これらのリスクや副作用は比較的軽度で、多くの場合一時的なものです。しかし、症状が長引く場合や強い不快感を覚える場合は、速やかに医療機関に相談することが重要です。
ジェントルマックスプロプラス(レーザーフェイシャル、医療脱毛)
当院では、厚生労働省の薬事承認を受けたジェントルマックスプロプラスという多機能な医療レーザー機器を導入しています。2種類のレーザーを活用し、それぞれの特性を活かした美肌治療が可能です。
アレキサンドライトレーザーによる効果
メラニンに吸収されやすいため、シミやそばかす、くすみの改善に有効です。産毛の脱毛効果があり、肌のトーンアップにもつながります。肌表面に作用するため、比較的マイルドな治療です。
ヤグレーザーによる効果
肌の奥深く(真皮層)まで届き、コラーゲンやエラスチンの産生を促進します。毛穴の引き締め、ちりめんジワの改善に効果的です。肌のハリを高め、全体的なエイジングケアに適しています。
また、ジェントルマックスプロプラスを使用し、安全で効果的な脱毛を提供しています。 ジェントルマックスプロプラスは、強力なレーザー・高速照射・冷却機能を兼ね備えた最新の医療脱毛機です。従来の脱毛方法に比べて痛みが少なく、短時間で広範囲の脱毛が可能です。